ハッカーズチャンプルーvol7を開催してきました! #hcmpl
どうもこんばんは、 @aokabinことかびです。
いやー、ハッカーズチャンプルー、今回もとてもよかった!
ご協力頂いた皆々様、参加された皆々様、ご登壇頂いた方々本当にありがとうございました!!
今回は(多分)何事もなく無事会を終えることができたので、ホッとしております。
久々のブログですが、今回はハッカーズチャンプルーのイベントレポートを運営としてのコメントも混ぜながらのエントリーにしようと思っています。
ハッカーズチャンプルー vol7
前夜祭
ハッカーズチャンプルー前夜祭は、Estinate Loungeで開催しました。
hackers-champloo.doorkeeper.jp
綺麗な感じのスペースで、ドリンク飲み放題の5種類程のフードを立食形式で執り行いました。
もちろん、ハッカーズチャンプルーなので、LTやトークの枠も用意!
Goのコンパイラの気持ちになったり、沖縄を感じながら開発したり、ディジタル署名と暗号化の話を聞いたり、ゲームエンジンで強化学習したりと、ハッカーズチャンプルー前夜祭らしい会だったと思います!
カンファレンスの部
カンファレンス当日、僕はLTやスポンサーセッションの時に、タイムオーバーした時に鳴らすドラの代わりに指笛を吹いたり、ちょっとだけ司会をしたりしていました。そう、指笛芸人です。
(心の声)どこかのカンファレンスに指笛芸人として呼んでくれ!!!
まぁ、勝手に行けって感じですが笑
さて、それぞれのプログラムについてのレポートをしていきます!!
@deeeetさん「開発者向けの基盤をつくる」
もう僕の技術領域的にはぶっ刺さりの内容。マイクロサービスアーキテクチャが、ビジネスおよび開発者にとって、「どのようにして」「どういう恩恵を与えるのか」という内容。
そもそもマイクロサービスアーキテクチャを実現するための条件も知らなかった
「Single Purpose、Loosely Coupling、High Cohesion」
ので、そこからずっと参考になりまくるセッションでした!
マイクロサービスアーキテクチャにすることによって、開発サイクルが早くなる、問題が起きてもサービス全体を止めなくてもよくなる、ということは知っていても、それが組織においてどう効果的なのか、ビジネスロジックにおいてはどうなのか、開発者にとってはどうなのか、を知れたのは、控えめに言って最高でした...。
チーム構成もモノリスとは異なるとか。というかこういう構造化できる人、改めて本当にすごいな、と思った日でもありました。
面白かったなぁ...!
@hikaliumuさん「現代のコンピュータにおける自作OS事情」
さて、打って変わって今度は、超低レイヤーの話。
アセンブラからBIOSからレジスタから、学生時代にさっくりと特徴だけさらったようなワードと聞いたことないようなワードがわんさかで、僕には難しかった...!
でも、話をしているhikaliumuさんがずーっと楽しそうに話をしていて、さらに噛み砕いたり似たような概念で説明をしてくれたりして、セッション中はずっとなるほどー、となっていた(語彙力)。
とにかくosdev-jpに入れば、最近のOS事情が聞けるのだ!ということがわかったので、わからないなりにも動向をチェックしていこうと思います!
そしてhikaliumuさん、まだ大学生、日本の未来は明るいですねホント!
@chomadoさん 「好きなことをやり続けるということ。」
www.slideshare.net
お昼を挟んで最初のセッションは、chomadoさんのキャリアの話。
昨年コミュニティの話をしてくださった@motemenさんのように、参加者の方のモチベーションになるといいな、と思って、学生向けのキャリアの話をして頂きました!
ちょまどさんがITに触れだしたきっかけは、実は自作のBLマンガをサイトにアップするためだったという話、僕は知らなかった!
中学〜SIerまでの話がずっと面白い。話がうま過ぎて、ずっと笑っていた。
「ストパーはダメだから、パーマを当てて天パに戻しなさい!(←!!?!?!)」
そして今までやってきた英語やマンガ、プログラミング、塾講師、そして腐教活動、これら全てが相まって、点と点が繋がり線と線が繋がり面になった、というお話で、全く関係のないことでも、やっていけばいつかは繋がっていくのだ、というとても心強いメッセージのセッションでした!
@pwim(Paul McMahon)さん 「サイドプロジェクトが利益を生むビジネスになるまでの苦労と長い道のり」
(スライドはアップされていませんでした!)
ポールさんがDoorkeeperを始める前から、立ち上げた後の苦悩、そして利益を生むビジネスになっていくまでの道のりのお話。
結論を先にお話すると、泣きました。本当にめっちゃ泣いちゃった。
ポールさんはカナダの大学を卒業後、日本の企業に就職。最初に入った会社は、いい会社だったけど、在籍時にあった飲み会は片っ端から送別会という会社だったそう。(すでに面白い)
そこから知り合いと一緒に事業を初めて、サイドプロジェクトとしてDoorkeeperがスタート。メンバーの離脱、地道な営業活動、そして一番メインとなるマネタイズの紆余曲折。話を聞いていて、頑張ってもなかなか利益が生まれないサービス、それでも愛着があるから継続したい、使ってくれているユーザーのために何とかして継続したい。。。そしてついに来てしまったサービスとしての限界、果たして、Doorkeeperはサービスとして継続できるのか、その命運はいかに...!
という、涙なしには聞けないノンフィクションでした。映画化決定。
スタートアップのリアルが聞けた、とても貴重なセッションでした!
@gongoZさん 「What can Emacs be?」
最後は沖縄から東京に出て働いている、ごんごさんの発表。Emacsって何ができるの?というお話。
最後まで聞いた感想は、正直「Emacsって何なの?」でした。笑
AirPlayをEmacsで叩ける、という伏線を回収するかのようなスライド構成と、最後のオチ、100倍スーパーマリオブラザーズ。
↑もうここだけ読んでたら何を言っているかさっぱりわからないと思いますが、トーク全体が変態黒魔術感があってめちゃくちゃ面白かったです。
こういうお話を聞けるのも、ハッカーズチャンプルーの魅力だなぁとか思っていました。
僕はEmacsは使いませんが...←
総じて全てのセッションが最高
また今年も最高のセッションが出揃い、上から下と喜怒哀楽と黒魔術で満たされた、まさにチャンプルーなセッションでした。
いやー、とても良かった。また来年もあるので、是非みなさん来年もご参加ください。